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人気アイドルグループ・AKB48が大賞候補に選出されていた2010年度『グッドデザイン大賞』の選出・表彰式が10日、都内で行われ、AKB48は惜しくも大賞を逃した。大賞候補企業 15社がプレゼンテーションを行い、審査員らが第1回投票を実施。その後、上位5位の候補作を対象に行われたがAKBは第1回投票で落選、今年のグッドデザイン大賞はダイソンの羽根のない扇風機「エアマルチプライアー」が受賞した。大賞候補15作によるプレゼンテーションでは、AKB48の生みの親であるプロデューサーの秋元康氏がプレゼンテーターとしてビデオメッセージで登場。AKB48のコンセプトを説明し「大変由緒あるグッドデザイン賞でどのような評価をいただけるのか楽しみです」とコメントを寄せていた。「会いにいけるアイドル」をコンセプトに2005年に誕生したAKB48は、チームごとに日替わりでほぼ毎日行うライブ活動でファンとのコミュニケーションを最大限に活用。また、「AKB48選抜総選挙」「AKB104選抜メンバー組閣祭り」などのさまざまなプロジェクトで話題を集めたことが「近年のエンターテイメントプロジェクトデザインとしては群を抜いた先見性と完成度」という評価を受け、9月29日、大賞候補となるグッドデザイン金賞を受賞していた。［©oricon］